~はじめてのその先へ~
自分からアプローチして手に入れた可愛い彼女。
大切な彼女が目の前で乱れる…そんな姿を見てみたい。
寝取られ性癖も相まって、まだ彼女をイカる事ができていない彼氏からの応募でやってきたふたり。
彼女自身も興味はあるものの恥ずかしさを隠せずに対面。
暗闇の中に映し出される彼女は、たった今出会ったばかりの男の腕の中で目を閉じる。
彼氏の目の前で繰り広げられる丁寧な愛撫に、自然と声が漏れる彼女。
大切な彼女の下半身は既に「ソレ」を受け入れ求めている証が滴り、薄がりの部屋に鮮やかに光る。
初めは彼氏の手を握り締め、小鳥のさえずりのような声で必死に耐えていた彼女も、次第に押し寄せる快感には抗えず、「女」としての吐息が漏れ始め……。
初対面の男性の指数本で高鳴る声と彼氏の鼓動。比例する快感と、反比例する悔しい気持ち。
ダメダメ、そんなのダメ…寄せては返す砂浜の波のような快感に、溢れ出る本気汁が、頭と体の分離を決定づけていた。
今まで一度もイッたことがない彼女が、あろうことか数分の愛撫で口走る「イク」という言葉。
彼氏に対して申し訳ない、ごめんなさいという意味を込めた言葉でもあり、自分を新しい世界に連れて行ってくれる男性への感謝の言葉でもあり、自分自身を解放させるための言い聞かせのようにも聞こえるその声は、か弱くも美しい。
その合言葉を皮切りに、挿入された指が、彼女の新しい世界のドアをノックする。
開けてはならないドア、でも開けたいドア、そのせめぎあいに、彼女の手は枕とシーツをぎゅっと強く握りしめる。
まるで何かから逃げるように、あるいは何かを求めるように・・・。
献身的なフェラのさなか、彼氏のものとどちらが大きいかを尋ねられ困惑する彼女。
餌を目の前に「待て」を強いられる子犬のように戸惑いを隠せず俯く彼女からは彼氏に対する愛情と謝罪、そして、それでも求めてしまう快楽への矛盾が交錯していた。
部屋いっぱいに漂ういやらしい香りが脳の正常な判断を狂わせる。
とろんとした彼女の目、かすかに赤みを帯びた火照った身体、そしてすでに考えることをやめた彼女がそこには居た。
初めて会った男のものを委ねる彼女。見えない何かに誘(いざな)われるかのように、とうとうその身を間男に委ねてしまう彼女。
大好きな奥を散々焦らされ、超えてはいけない一線を彼女は超えてしまう・・・
奥まで入れて…
可愛い彼女が目の前で自分のことを忘れるほど、他の男と交わり、はじめての扉を開けて新しい世界に飛び込む処女作。
彼女は、幼き日に訪れた初経により、**から女性になり、そして今日、「女」になったのだ。
美しかったダイヤモンドが、さらに新たな光を放とうとしている。キラキラ光るその輝きは果たして何を意味するのだろう。
部屋を後にする彼女は、もうさっきまでの彼女ではない。二度と這い上がれない沼に落ちてしまったのだから…
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2024-02-17 12:55nice