痴〇電車 【前編】
根本一男(23歳)は入社2年目の会社員。女っ気のない、冴えない男だ。
このところ、朝夕の通勤車内で毎日のように痴〇を見かける。
抵抗できない女性に対して執拗な痴〇行為を続ける連中に、一男は怒りを感じるが、
同時に嫉妬と羨望の感情も混じるのも事実だ。
満員電車に揺られながら、会社へ向かう一男。
離れたドアのところには麗子の姿も見える。目の前のOL風の女がモゾモゾしている。
また痴〇だ。しているのはジジイの神谷又造。
神谷のテクは素晴らしく女は抵抗しながらも感じまくっている。
「俺もやってみたいなあ…」電車が駅に到着し、どっと吐き出される乗客たち。
先ほど痴〇されていた女だった…。
痴〇電車 【後編】
麗子は一男のモノをいじくり回す。自分から胸や下半身を一男に揉ませたりする。
されるままになっていた一男は果てて、精液を麗子の服にかけてしまう。
何がなんだか分からず、立ち尽くす一男。「軽蔑した?変態女で。でも、お互い様でしょ。
それにあなたなら、もしかしたら私と同じ世界の人間かもと思って。ごめんなさい」
一男は混乱したまま、急いでその場を逃げ去る…。麗子は後悔する。
またやり過ぎてしまった。彼女は真性の痴女。ただ痴〇されて感じるだけでなく、
自然と手が男の方へも行ってしまうのだ。一男は麗子の一件以来、痴〇が出来なくなる。
逆にできないことにホッとする。今まで病気だったんだ。やめたくてもやめられなくて、
ちょうどいい機会だ。社会に復帰しよう。ある日、偶然に女子学生メグミと再会する。
ちょうどメグミは車内で痴〇に遭っているところ。
だが突然、痴〇男の手を払いのけると怒鳴る。
「ヘタクソ!」一男を見つけると、近くによってくるのだった…。
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