海にやって来た陽は、そこで一人の少女に出会う。時間を聞きに来たという少女に「いっしょに泳がないか?」と誘う陽。そして、二人は、楽しい一時を過ごし、海の中で接吻を交わす。 時折陽の目の前からフッと消えたかと思うと、またいつの間にか舞い戻っている不思議な少女、美奈。そんな美奈を陽はモーテルに誘った。明るく、くったくのない表情に、微かな陰りを見せる美奈と一夜を過ごす陽。しかし、翌朝、ベッドの中はもぬけの殻になっていた…。 美奈の姿を求め、再び海を訪れた陽の前に顔を見せる美奈、実は彼女は、夏の海で死に、恋人がおまいりに来てくれるのを待ち続けている少女の霊だった。 そして陽もまた、夏の海に憧れつつ死んでいった恋人の供養にやって来ていたのだった。
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