高崎に来たのは他でもない。
地元でも有名な元ヤンのヤリマン女がいると聞いたからだ。
期待を胸にいだき埼京線、高崎線を乗継いで俺は群馬の地を踏んだのだった。
女の名前はつかさと言った。
20歳と聞いていたが、ヤリマンの人生経験から若干年上に見えた。それはある種の貫禄と言ってもいいかもしれない。
高崎の駅前にあるシティホテルの一室。
つかさは語る。
地元でも有名なヤリマンとは言うものの、それは単に「男に捨てられた数が多い」だけであると。
付き合う男付き合う男に「好きな女ができた」と言って別れを告げられるのだと。
要するに彼女はさんざん弄ばれて、通過するだけの女なのだ。
それを納得させるだけのものはある。
それはつかさの体だ。ムチムチと肉感的な体躯は、男の欲望をそそるのに強い訴えがあった。
二の腕をそっと掴んでみる。柔らかい肉の感触に指が食い込む。吸い付くような柔らかさは、彼女の体の肉づきの柔らかさを容易に想像させた。
古くくすんだジーンズのボタンを開け、彼女の下に指を潜らせる。
湿り気を帯びたねっとりとした熱感を感じる。
指先でつかさの突起を柔らかく触ると、つかさは一瞬で女の顔となる。
性体験の多さはつかさの体を敏感な性感帯へと成長させているのだろう。
タイトなデニムを脱いでもらう。
デニムの下からは黒いパンティと白く肉づきの良い太ももが顕れる。たくさんの男が通過した太ももはぷっくりとした果実のように熟れている。
M字開脚で椅子に座らせ、黒いパンティの上から電マを当ててやる。
つかさの吐息は徐々に大きく、徐々に立体的になり、体をビクビクと震わせる。
そしてついに腰を浮かせて絶頂を迎えたのだった。
「ヤリマンではない」と嘯くつかさは、イッたカラダを起こし、ベッドで俺の上に覆いかぶさった。
そしておもむろに下着を脱がすと俺のチ◯コにむしゃぶりついたのだった。火照るカラダの熱が鳴り止まず、その感情の直訴であった。
つかさの口淫はアイスキャンディーを舐めるようなくすぐったさがあった。しかしそれは次第にアイスクリームをねっとりと舐めるような吸引力を帯びた。
陰嚢も裏筋も丁寧に嘗め尽くすその仕草は、男に尽くしてきたヤリマンである証左だった。
そしてその巧さゆえ、俺のチ◯コはかつてないほど昂った。
結合を果たすと、つかさのよく濡れた膣が俺のチ◯コを生暖かく包んだ。その具合は格別で、俺の腰は本能的に自然と動くのだった。
俺の下に組み敷かれているつかさを見る。つかさの顔もまた本能的な快感に委ねた弛緩したものであった。
そして俺はつかさのあまりの締りにあっという間に果てたのだった。
精液の多さが彼女の良さを物語る。
しかし満足とはまだ程遠いのか、つかさのヤリマン心がそうさせるのか。
熱も冷めやらぬまま、つかさのリードで俺たちは再び事を始めたのだった。
一回の性交で緊張のほぐれたつかさはヤリマンの本質を発揮すべく、上から攻めに転じた。
彼女ほどの技巧である、手コキも口淫も果たして俺を奮い立たせるのであった。
騎乗位で結合する。つかさは俺の上で激しく腰を前後上下させる。自ら導き、誘導する快感に顔がゆがめる。彼女は自分の中を知り尽くしている。
しかし俺は彼女の知らないような快感を掘り起こしたいと思った。
つかさを組み敷いて正常位へと移行し、電マをクリの突起にに押し当てる。
俺は腰を動かさない。挿入感とクリへの刺激だけを彼女に与える。つかさの中の感覚が研ぎ澄まれていく。
まるで上澄みのように純粋な快感だけが溢れ出てくるのが見て取れる。彼女の中に眠る狂気が顔を覗かせる。そして彼女は再び芯からの絶頂を迎えたのであった。
さて、それからである。
つかさだけが絶頂を迎え、取り残された俺のチ◯コである。
見かねたつかさが俺のチ◯コを握る。カリ首を丁寧にしごく。俺は思わず声を上げる。
上から攻めるつかさ。俺をマゾ男のように扱う。そしてそう扱われることを俺は悦ぶ。
俺の中に芽生える感情。俺はヤリマンを弄びたいのではない、ヤリマンに弄ばれたいのだ。
渦巻く感情の中で俺は到達点へと向かう。
そしてつかさは迸る精液を、彼女の肉感あふれる足で受け止めたのだった。
事後、シャワー室の扉の向こうにゆくつかさを見届ける。
後ろ姿にヤリマンのモノ悲しさはあったろうか。
あるいは俺の中で郷愁として生き続けるだろう。
シャワーがタイルを浸す音が響いた。
【内容】
時間:20分
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