始まったばかりの‘二人’の生活は
密かに、だが、確実に蝕まれ、壊されていく…。
身体の疼きが止まらない…
嫌なのに…、こんな事したくないのに…!
互いの両親への挨拶も済ませ、結婚式を目前に控えて始めた同棲生活。
訪れる毎日はちょっとだけ新鮮で、たっぷりの甘いときめきに満たされていた。
けれど。
僅かに掛け違えた小さなボタンは、ある日 突然に大きな歪みへと変わる。
いやらしい笑みを浮かべて男は言った。
「たっぷりサービスして貰おうかなァ…、
エッチな身体の‘みおんちゃん’にね…」
望まざる奇縁に、きっとどこにでもあるささやかな幸せは切断された。
彼女はもう、‘綺麗な花嫁’になることは叶わない…。
O38QS0U
2020-12-06 18:07良かったです!