結婚して3年目で月に一、二回ほどの性生活、物足りない。十代の頃のままの美しい肉体が宝の持ち腐れのように思えてきた。短大時代の独身の女友達と酒を飲む機会が格段にふえた。欲求不満の為酒量も度を過ぎることがしばしばあった。たまたま同席した初対面の男に、ゆいは本心を隠さなかった。相手を択ぶというより、自分を択ばせることに、この上ない悦びとスリルを感じた。独身の女友達でなく、ゆいを性の相手に求めてくる男たちに心底から愛おしさを感じていた…。
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